2・23 電通労組第42回本部委員会を開催

安倍政権打倒の19春闘をストライキで闘おう!


 
「8時間働けば暮らせる社会の実現を!」「労働を、生活をそして社会を変えていく19春闘」をめざし、電通労組は2月23日仙台において第42回本部委員会を開催し、19春闘勝利に向けストライキを含めた闘う方針を確認しました。

 大内委員長は、「経団連会長の春闘否定発言をはじめ、安倍政権の働かせ方「改革」や外国人労働者の使い放題を狙う「入管難民法」の改悪など論議もない中で強行されてきたが、19春闘は、それに反撃する闘いをそれぞれの持ち場から展開することが重要だ。」「19春闘の勝利を4月統一地方選、青森県野辺地町議選、7月参議院選の勝利する闘いにつなげる方針をしっかり論議してほしい。」と挨拶しました。

 本部からは、官製春闘脱却を狙う安倍政権打倒の19春闘の方針案として、NTTグループの状況、春闘を取り巻く情勢、具体的闘いとしては、8時間働けば暮らせる賃金にむけた大幅賃上げ、外国人労働者を含め雇用形態による格差廃止、均等待遇、貧困解消の実現、NTTリストラとの対決、統一地方選における野辺地町議選の勝利に向けた取り組み等が提案され、全日建運輸連帯労組関西生コン支部への弾圧を許さず全国の支援ではね返していくことが提案されました。

 
   討論では、「NTTは、内部留保を毎年約6千億円6年連続で積み上げている。その一部を取り崩せば私たちの要求が実現できる」こと。「24時間保守が拡大し夜間労働が増えており、朝方まで働き、その日も日勤勤務をするような過酷な勤務体制であり、『インターバル規制』を求めていくことが必要」であること。昨年8月野辺地町議補欠選で初当選した高沢組合員から、男だけの野辺地町議会に初めての女性議員が誕生し女性の声を議会に届ける新しい風が吹き始めたという報告を受け、統一地方選では全力で再選を勝ち取ることを確認しました。

 沖縄の辺野古米軍基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う「県民投票」で、埋め立て反対が72.2%と沖縄県民の「民意」が強く訴えられました。安倍政権は、この民意を無視し埋め立て工事を強行しています。沖縄県民の声を全国で受け取り、埋め立て中止と普天間基地の閉鎖、撤去を安倍政権に求めて闘っていくことが19春闘でも求められています。民意を無視し続ける安倍政権を打倒する19春闘を全力で闘おう!
 
 
 【19春闘スローガン】

1、8時間働けば生活できる賃金への引き上げを 勝ち取ろう! 8時間働けば暮らせる社会を実現しよう!

2、貧困・格差・差別を許さない! 春闘解体を許さず19春闘に勝利しよう!

3、改憲阻止!戦争出来る国づくりを目指す不正 だらけの安倍政権を打倒しよう!

4、沖縄民衆と共に辺野古新基地建設を阻止しよ う! 沖縄のような闘いを全国に拡大しよう!

5、被災地切りすて反対!原発再稼働反対! 脱原発社会の実現を!